今回は、中小企業診断士の養成課程を進学する上で聞く養成課程の修了後の進路について回答します。
私が通う中小企業診断士の養成課程は定員が35名で、年齢は27歳から63歳まで、前職も士業系、サラリーマン、会社経営者と多岐に及んでいます。
会社を辞めて、250万円以上を私費で払い、覚悟を決めて、家族を説得し来ている方が多いです。
そんな方々がどんな進路を歩んだのか、解説したいと思います。
こんな人におススメ
- 中小企業診断士を目指して勉強している方
- 養成課程に興味がある方
- 養成課程を知っているけど、興味がない方
- 養成課程に行きたいけど、踏み出せない方
きっと、この記事を読んで
✓中小企業診断士としての独立に向けての準備の過程
✓中小企業診断士の一次試験合格後のネクストステップ
✓養成課程に入るときの一押し
になると思います~
さ、では養成課程修了後の進路についてみていきましょう!
パターン①独立
中小企業診断士の養成課程修了後の進路後のパターン①は「独立」です。
私が通う養成課程は、一年間の全日制ということもあり、仕事を辞めて通う方が大半を占めています。
独立する人にも、入学時のモチベーションとして2パターンにさらに分類できます。
中小企業診断士として独立を目指して会社を辞めた場合、士業や経営者として独立しており診断士として仕事の幅を広げるor専門性を高めたい場合です。
まず、中小企業診断士として独立を目指して会社を辞めた場合の方ですが、
今後の60歳、70歳まで働く未来を見据えた場合に今の会社で働き続けることが良いのか、専門性を高めたいという問題意識を持つ方が多いです。
ちなみに私もその一人でした。
長年勤めた会社を辞めているため、独立の覚悟が固く、独立している印象です。
ただ、今までは会社の看板で仕事していたため、顧客の獲得や受注の確保に悩まれている方が多いです。
士業や経営として独立しており仕事の幅を広げるor専門性を高めたい場合
士業や経営者として独立されている方々は在学中も仕事を制御しつつも継続しています。
顧客との安定的かつ継続的な関係性が構築しているため、新たに診断士経由の仕事も広がっています。
中でも優秀な方は、同期に仕事を回していくれたりします。
ありがたい存在ですね!
パターン②就職
養成課程を修了した後の進路としてパターン②は就職です。
20代から30代、60代以上の人に多い印象です。
就職先は、入学前と職種や業種のどちらかorどちらも変化しています。
大学院を契機にキャリアチェンジを実現したといえます。
同じ業界で、営業職から新規事業開発の担当になる、業界を変え人事系の仕事へなどです。
一つ注意が必要なのは年齢の壁です。
未経験の職種や業界に転職する場合で実務経験がない場合は、年齢が大きな壁になります。
未経験でコンサルを希望するには20代や30代が転職しやすいです。
パターン③元の職場に戻る
養成課程を修了した後の進路としてパターン③は元の職場に戻るです。
パターン③は企業派遣や休職をした人が大半です。
人数的には多くはなくほとんどいません。
企業派遣の場合、会社側が学費を負担している場合が多く、会社に戻ると出世コースです。
良くも悪くも会社の業務から離れて大学院で過ごすため、会社の雰囲気に再び馴染むことができるか心配する人もいます。
まとめ
中小企業診断士の養成課程の修了後の進路は、
独立(はじめて独立、既に独立)、就職、元の職場に戻ると3つのパターンがあることがわかりました。
中でも共通していることとしては、
「在学中も修了後も悩んでいる」ということです。
独立いて食べていけるのか、この会社に転職して良いのか、会社になじめるのか。
ただ、入学前の悩みとは違う悩みだと思います。
診断士の資格を取得し、新しい道に歩き出したからこその悩みを抱えているのだと思います。
なので、いま養成課程に行くか行かないか悩んでいる方へいえることとしては、
診断士を取ることで違う悩みは出ていくるものの、いまの抱えている悩みとは異なるということです。
きっと、養成課程の選択が新しい一歩となり、いままで見えなかった世界が見えてくるはずです。
一緒にがんばりましょう!
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