ネットで調べても、なかなか情報のない中小企業診断士の養成課程
本日は、そんなベールに包まれた中小企業診断士の養成課程の授業について紹介したいと思います。
大学院や、養成課程の機関の説明会に行っても、授業の様子や内容の説明はほとんどありませんもんね。
さて、この記事はこんな人におすすめ
✔中小企業診断士の養成課程を検討中の方
✔大学院での授業イメージがわかない方
✔多額の授業料の内容を少しでも知りたい方
では特徴を解説しましょう!
基本方針は中小企業庁で定められている
中小企業診断士の養成課程の管轄は中小企業庁です。
ちなみに
診断士の登録は経済産業省
大学院のコースは文科省
養成課程の主催する機関によって細かい差はあるとは言えど、
基本的な中小企業診断士の養成課程のカリキュラムは中小企業庁で決められており、
どの養成課程でも同じになります。
※中小企業庁の修了要件に追加して、各機関が独自に必修科目を定めている場合も中にはあります。
今回は共通の部分を紹介します!
企業への実習あり
中小企業診断士の養成課程の名前の通り、中小企業診断士を育成するコースです。
実習が診断士の育成の肝になるといっても過言ではありません。
実習は5つの企業で行われます。
商業、製造業等の5つの企業で行います。
実習では、
✔ 経営者の課題のヒアリング(課題が顕在化していない場合もあります)
✔ 課題を整理し、仮説立案
✔ 仮説に対する解決策を作成
✔ 報告書にまとめ、経営者に提案(報告書はA4で100枚、パワポ50枚)
実習は班単位で行われ、だいたい7名前後でしょうか。
作業量が多く大変だと思います。
ただ、診断士の現場そのものだと思うので楽しいと思います。
講義
講義もあります。
講義は、2次試験の試験科目にある程度沿っているような印象があります。
事例Ⅰ~Ⅳまで、座学で基本的な知識を学びます。
学校ごとに違うと思いますが、自分の学校は講義ではアウトプット中心。
知識は当然知っている前提で、グループワーク・発表が行われます。
大学のような先生が話し続ける授業はあまりありません。
実践に重きを置いているのでしょうね。
課題
授業、実習も盛りだくさんですが、
課題もたくさん出されます。
中小企業庁の学習目安だと、授業当たり予習復習に各2時間だそう。
家に帰って、4時間くらいは予習と復習で時間が必要ですね。
まとめ
本日は、そんなベールに包まれた中小企業診断士の養成課程の授業について紹介しました。
授業の様子や内容の説明について、少し理解が深まりましたでしょうか。
中小企業診断士の養成課程を検討中の方の少しでも助けになれば幸いです。
応援しています。
ではでは!
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